2019年12月に中国で正体不明のウイルス感染が発覚したと新聞記事に小さく取り上げられました。
それから約1ケ月後の2020年1月20日に横浜港を出港したクルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号の乗客が1月25日に香港で下船したことで正体不明のウイルスに感染し、乗客が船内に監禁状態となり、テレビで大きく報道されました。
世界的に大流行した新型コロナウイルス感染症(COVID‑19)です。
当社は2008年から完全非対面のクルマの運転通信教育を行っていましたが、2019年から介護事業者向け訪問による運転指導を行っていたため、甚大な被害を被りました。
よりによって京都社会福祉協議会で効果検証が終わり、これからといった時期に基礎疾患と高齢者の死亡リスクが高いことが理由で全ての介護事業所での立入り制限となり事業が頓挫寸前まで追い込まれる結果となりました。
必死にもがき苦しむ中、行き着いたのは訪問指導からeラーニング方式への転換でした。
eラーニングの存在は知っていましたが、外注ゼロの事業方針で一から勉強し、パンデミックが発生してから凡そ4ケ月後にeラーニングのサービス提供が可能となりました。
eラーニングに移行したことにより、地域性の高いサービスから全国展開が可能となりしました。
これこそ、「人間万事塞翁が馬」かな?と思える出来事でした。