
クルマの運転通信教育が生まれた経緯
2007年 自社発行のメルマガ「目からウロコ!自動車に関する裏ワザ情報」を発行しメルマガの記事をブログに貼り付けていると、ひとつの記事だけが異常なアクセス数だったことに気付きアクセスが集中している記事を見ると「車庫入れ」に関する記事だった。
なぜ「車庫入れ」に関する記事にアクセス数が集中していることこが理解できなかったが、「ヤフー知恵袋」や「教えて!goo」で検索してみると、多くの方が車庫入れに関する悩みを書き込んでいた。
またその車庫入れに関する回答は
●車の運転は慣れだから練習すれば上手くなる。
●車は何度もぶつけて上手くなる。
●自動車教習所で教わった運転方法をすればいい。
このように抽象的な回答ばかりであり、その回答に疑問を抱きショッピングセンターの駐車場で入ってくる車の運転を全て見ると、車庫入れが苦手な人は面白ほどに難しい運転方法で運転をしていることに気付き、2007年車庫入れ講習会を開催し、その様子を撮影・編集後にDVD化し、常識外れの完全非対面「クルマの運転通信教育」に参入。
クルマの運転通信教育サービス開始
DVDの発売初日だけで80万円の売上を達成するほど、多くの方が車の運転に悩んでいた。
受講者は女性の方が多いと思っていたが、実際は男性の方が多く、運転技術が未熟なことがコンプレックスとなっており、通信教育だけで運転技術が向上できるニーズにマッチした。
多くの方が運転技術が向上するには、運転練習しなければならないとの先入観があるため、商品には全額返金保証を付けたが返金依頼は皆無に等しいほど少なく、ペーパードライバー講習に複数社通っても運転に自信が持てなかった方から、なぜこれを自動車教習所で教えてくれないのか?
との声を多く頂いた。
個人向けから法人へと
2019年 介護事業者が職員の運転ミスよって車両修繕費と割増損害保険料に悩んでいるため、個人向けサービスから法人向けサービスへと転向。
介護施設に訪問して動画を使った運転指導方法で兵庫県知事の承認を受けるも、2020年からコロナウイルス感染症が世界規模で蔓延し、基礎疾患と高齢者の死亡リスクが高いため介護施設への立入り制限となり、事業が頓挫する寸前にまで追い込まれたが、動画をeラーニング化することで完全非対面のビジネスモデルに転換。
訪問指導からeラーニング方式に移行することで提供価格を大幅に下げることが可能となり、提供先は地域を関係なく全国にサービス提供可能となった上に、途中入社の職員に対しても入社即日に運転教育が可能となった。
現在は、主に介護事業者向けと営業車両および物流など法人向けサービスを行っている。